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各審査員講評(2013)

細井久雄(文化の森統括本部長・二十一世紀館長)
 受賞されました皆様方の受賞理由を審査員5名で色々協議いたしまして、総括的にまとめたものを発表させていただきます。

 まず、グランプリ「四国大学書道クラブ」さんの受賞理由といたしまして、書道のパフォーマンスだけではなく、ふるさと徳島のよさを伝えようとする心意気が伝わってまいりました。
 また、本番に向けての練習の蓄積の成果をうかがわせるパフォーマンスの躍動感、迫力が圧倒的であったことが評価されたものでございます。

 続きまして、準グランプリの「上勝(かみかつ)シスターズ」さんにつきましては、棚田の米作りの一年間を、大変うまく構成されておりました。最後までパフォーマンスのテンションを維持できており、飽きさせませんでした。
 また、出演者の皆さん方が、心底楽しそうに演じていたことで、会場の場が和んだ点も高く評価されました。

 続きまして、チャレンジ奨励賞の「チョコレートたると」さんにつきましては、昨年に続いてご登場いただきましたが、昨年に比べ、パフォーマンスが一段とグレードアップされておりました。非常に安定感があった点が評価されました。

 同じくチャレンジ奨励賞の「白圭(はくけい)」さんの受賞理由につきましては、パッケージとしての作り込みが非常に丁寧で、プログラムとしての完成度が非常に高かった点が挙げられました。元々はサックスプレイヤーだった演者が、ホイッスルにチャレンジしたことも評価されました。

 最後に、MIP賞の「エピキュリアン」さんにつきましては、ダンスだけでなく、現代社会に対するメッセージを込めたことが印象に残りました。
 また、ダンスの初心者の方も含めて、わずか二か月で本番に出演するというチャレンジ精神の高さが評価されました。

 以上、選出されました皆様方に対する評価理由でございます。おめでとうございます。
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