「南泉斬猫」の詳細情報 | |
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作家名 | 冨田溪仙 |
作品名 | 南泉斬猫 |
作品名(ヨミ) | ナンセンザンミョウ |
制作年 | 大正期 |
技法・材質 | 絹本着色 |
寸法 | 138.0×49.0 |
当館開催の特別展出品歴 |
日本画の魅力−美しき人と心 人間表現、明治から現代まで |
概要 | 「南泉斬猫(なんぜんざんみょう)」とは、禅の公案の一つで、古くから描かれてきた画題である。右幅には、猫を捉え、手刀でその猫を斬ろうとする南泉普願禅師を、右幅には、禅師の問いに答えることができない弟子たちを描いている。渓仙は、この画題の作品を、1918年の日本美術院展に出品した<南泉斬猫・狗子仏性>など、いくつかのバリエーションをつくりながら描いている。これは、そのうちの一点である。自由な筆致による洒脱な味わいがよく表れており、彼の大正期の人間表現を考えるうえで貴重な作品である。 |
所蔵者 | 徳島県立近代美術館 |
作品番号:1110073_000 、国内 、館蔵品、日本画 | |