徳島県立近代美術館
学芸員の作品解説
学芸員の作品解説
版画集〈石版画集 点より 線より〉5. 線より1
1977年
リトグラフ 紙
40.0×54.0
1977年
リトグラフ 紙
40.0×54.0
リ・ウー=ファン(李禹煥) (1936-)
生地:現大韓民国慶尚南道
生地:現大韓民国慶尚南道
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リ・ウー=ファン(李禹煥)版画集〈石版画集 点より 線より〉5. 線より1
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この執筆者の文章
リ・ウー=ファン(李禹煥) 「版画集〈石版画集 点より 線より〉5. 線より1」
竹内利夫
1956年ソウル大学校美術大学を中退して日本に渡り、以降日本に定住する。1961年日本大学文学部哲学科を卒業、在学中ハイデッカーやニーチェなどの西洋思想を学ぶかたわら絵画を学ぶ。1960年代末期から70年代初頭にかけて、従来の美術表現を根本的に問い直そうとしたいわゆる「もの派」の中心的作家となる。彼の作品は石や木などを提示し、それら物質同志の関係性、また知覚のあり方を考えさせようとするものであった。1970年代になって〈点より〉、〈線より〉など平面作品のシリーズも開始される。版画集はこの系列に属するもので、「点より」4点と「線より」4点からなっている。線や点を反復する彼の絵画作品では、画材の物質性、それがどのような姿で定着されるのかが重要だが、リトグラフの描画墨は微妙にあやつられ、変化に富んだ線が生み出されている。
特別展「コレクションでみる 20世紀の版画」図録 第1部 戦後の展開 3. 日本の活況 (1)美術の革新
1997年4月12日
徳島県立近代美術館 竹内利夫
1997年4月12日
徳島県立近代美術館 竹内利夫