徳島県立近代美術館
学芸員の作品解説
ペリシテ人とボヘミア人
1990年
エッチング、グワッシュ、コラージュ 雁皮紙、こうぞ紙、すだれ
110.6×161.5
サンドロ・キア (1946-)
生地:イタリア
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キアペリシテ人とボヘミア人
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サンドロ・キア 「ペリシテ人とボヘミア人」

竹内利夫

 1965年から69年までフィレンツェの美術アカデミーに学ぶ。1970年代は、ローマ近郊で制作し、80年代に入るとニューヨークを拠点に国際的な活動を行う。具象的な傾向が復活した1980年代に、イタリアにおこった「トランス・アヴァンギャルディア(超前衛)」の主要作家として注目される。ルネサンス以降のイタリア絵画の伝統を始め、近代絵画の様々な手法をとらえ直しながら、独自の具象的な世界を創り出していった。
 この作品では簾に紙を漉いた上に銅版画が点在している。1枚の画面というまとまりが希薄で、広がりのある空間-日本の古い家屋をイメージさせるような-壁面が用意されている。
特別展「コレクションでみる 20世紀の版画」図録 第1部 戦後の展開 4. 版画の拡がり
1997年4月12日
徳島県立近代美術館 竹内利夫