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「ライバッハ(リュブリャナ)のために」



ライヒレ



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ラウルドゥケイザー



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羅漢 一



楽此幽居図



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裸体像の習作



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ラパン・アジル



ラパン・アジル



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らぱん あじる

ラパン・アジル

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1914年
技 法:油彩 板で裏打ちしたキャンバス
ソール通りのこの有名な建物に自分の名前をつけたアンドレ・ジルなる人物は、迷論・珍論で俗物どもをいつも煙に巻いていたものだ。この家はもとは“マ・カンパーニュ(私の田舎)”と呼ばれており、その後キャバレ・デ・ザササン(殺し屋の酒場)になった。ジルが以前に描いて、最近タバランが我らが友人のポーロに建物の正面を飾るために譲った看板の絵にあやかって、最後はキャバレ・デュ・ラパン・ア・ジル(ジルの兎の酒場)という名前にしたのだ」(K.S.)


カテゴリー:作品
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モーリス・ユトリロとは?【 作家名 】

1883年、フランス、パリに生まれる。母はモデルで画家のシュザンヌ・ヴァラドン。父は不明。10歳ごろより飲酒を覚え、17歳で最初のアルコール中毒による入院。医師の助言と母の説得で、治療のため絵を描くようになる。ほとんど独学で絵を学び、印象派的な時期を経過して、1908年ごろ、白を基調とする「白の時代」に到達する。1909年サロン・ドトンヌに出品。1913年最初の個展を開催、評判となる。1915年ごろから鮮やかな色彩が現れ始める。1919年ルプートル画廊の個展が大成功を収める。一方、アルコール中毒は治らず、何度となく入退院をくりかえす。1928年レジオン・ドヌール勲章を受章する。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)

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