ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ナイジェルホール



内藤秀因



ナヴァグラハ(九曜星)



中高一



中井克己



中井川由季



中川紀元



中沢弘光



仲田定之助



中西利雄



中西學



中野和高



中野嘉之



中原竹鳳



中原悌二郎



中林■



中林忠良



中村岳陵



中村大三郎



中村宏


<前 (1/8ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


なかがわ きげん

中川紀元

1892年長野県に生まれる。本名は紀元次。1912年東京美術学校彫刻科に入学するが半年で退学する。洋画に転じ、本郷洋画研究所や太平洋画会研修所に学ぶ。石井柏亭や正宗得三郎に師事し、1915年から二科展に出品する。1916年結婚して有賀姓から中川姓にかわる。1919年フランスに留学し、マティスの指導をうける。1920年フランスから二科展に出品し、樗牛賞を受賞する。1921年帰国し、滞欧作を第8回二科展に出品して二科賞を受賞、会友となる。1922年古賀春江神原泰矢部友衛らと前衛グループ「アクション」を結成する。同年二科会会員となるが1933年に退会、正宗得三郎、熊谷守一、鍋井克之らと二紀会を創立する。1964年日本芸術院恩賜賞を受賞する。昭和初年ごろから水墨画にも手を染め、マティス直伝のフォーヴィスム風なものから、日本の風土感を求める抒情的、南画的な傾向へと発展する。(「ピカソと日本」図録 1990年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

石井柏亭とは?【 作家名 】

1882年東京都に生まれる。父は日本画家の石井鼎湖。父の指導により早くから日本画を修業し、日本美術協会展などに出品。1894年、神田の共立中学校に入学するが翌年退学し、石川欽一郎らの影響で水彩画を学ぶ。1898年浅井忠の門下に入り、明治美術会に参加。1904年中央新聞社に勤め、東京美術学校西洋画科選科に入学。1907年上京し、森田恒友らと雑誌『方寸』を創刊。1910〜1912年渡欧。1913年、丸山晩霞らと日本水彩画会を創立、翌年二科会を創立。1935年帝国美術会員となって二科会を退会、翌年一水会を結成。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

石井柏亭

キーワードを含む記事
12件見つかりました。

  石井鶴三

  石井柏亭

  倉田白羊

  古賀春江

  蜑邨暮靄

  等々力巳吉

  内藤秀因

  中川紀元

  不破章

  森田恒友

  山下新太郎

  山本鼎


<前   次>

徳島県立近代美術館2006