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萩原英雄



白衣を纏える



薄雪越冬



白熱灯「エレクトリシーヌ」−赤と白



博物誌



白龍図







箱根の秋



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ぱんでい

ラム・クマール・パンデイ

1946年ネパール王国に生まれる。1970年カトマンズのトリブヴァン大学で文学修士号を取得。さらに、1973年には、同大学で、教育学修士号を取得。1986年からネパール美術協会(NAFA)の顧問。同協会の発行する美術雑誌「カラクリティ」(Kalakriti)の編集に携わっている。現在、トリブヴァン大学で地理学の教鞭をとっている。作家活動としては、1968年にラリットプールで開催された、ネパール青年機構主催の美術展で2等賞を受賞。1970年以降、カトマンズで毎年開催されるネパール国展に連続出品し活躍する。1987年に、カトマンズのNAFAギャラリーでの展覧会、1989年には、第4回バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレ、福岡市美術館で開催された第3回アジア美術展に出品し国際舞台で注目されている。


カテゴリー:作家
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ラムとは?【 作家名 】

アイオワ州ティプトン生まれのラムは、ノードフェルト同様、ジャポニスムの真っ只中、シカゴのアート・インスティテュート・アートスクールで学んだ。初めて実験的な木版画を制作したのは、日本への新婚旅行で木版の道具を手に入れた後の1905年頃である。1907年に再び日本を訪れたラムは、今度は彫師の伊上凡骨(1875−1933)の下で3カ月間、伝統的な木版画の工程を学び、その後3年間はその手法を生かしてアメリカで制作した。1911年から1912年にかけて再来日した折には、東京で彫師と摺師を見つけ、集中的に自分の作品の制作に励んだ。ラムの木版にかける熱意に打たれた師の伊上凡骨は、「おそらく日本の多色摺木版芸術は外国人たちに乗っ取られてしまうだろう!」と、日本人が木版を低級な複製技法として蔑んでいる事実を嘆いている(「木版画の真価」『早稲田文学』7、1907年5月)。ラムが日本で活動した時期は、ちょうど創作版画運動の初期と重なったが、彼女の独創的な木版作品は日本の同時代の作家に多大な影響を与え、日本における木版の見直しの端緒となった。(M.Y.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

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