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斎内一秀



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サイケデリック・アート



〈最後の勝負は続く〉〈ネガティヴ・プレイ〉



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れーむぶるっく

ヴィルヘルム・レームブルック

1881年ドイツ北部のマイデリヒに生まれる。1919年没する。レームブルックは、19世紀末から20世紀初頭のドイツ近代彫刻史において、極めて重要な役割を果たした作家。デュッセルドルフの美術アカデミーで彫刻を学び始め、最初はロダンマイヨールの作品に影響を受けたが、ヨーロッパ各地への旅を経て、1910年、パリに移住。翌年〈ひざまずく女〉を制作して、独自の作風を確立した。1914年、第一次世界大戦の勃発によりベルリンに転居し、大戦直後の1919年、38歳にて夭逝。造形芸術が、抽象表現に傾倒しようとした近代の、目まぐるしい社会の変貌の中、最後まで人間表現にこだわった作家であった。その精神には、人間の姿を真摯に見つめ、かたちとして生み出す、自らの仕事への深い自覚がうかがえる。


カテゴリー:作家
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マイヨールとは?【 作家名 】

1861年フランスに生まれる。1944年没する。画家を志望して1885年パリのエコール・デ・ボザールに入学するが授業に失望して退学。ゴーギャンの芸術から影響を受け、ナビ派のグループと交わるとともにタピストリーに興味を持つが視力の減退から彫刻に専念。1902年ヴォラールの店で最初の個展を開き、黒人彫刻に霊感を受けた出品作品がロダンに賞賛された後、1905年のサロンに出品した〈地中海〉で評価を一般的なものとした。以降活発な制作活動を続け、1937年のパリ万国博覧会の会期中、プティ・パレの展覧会で3室の特別室が設けられた。晩年には絵画の制作にも力を入れるが、1944年自動車事故で死亡。死後ルーヴル宮の庭園に18点の彫像が設置され、1985年にはパリにマイヨール美術館が開設されている。明快単純な構成と平滑な肉付けによって表現された人物像は、ギリシア・アルカイック期の生命感とフランス近代の感性を統合したものと言われている。

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