ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ハチョンユン



ハトンチョル



灰色の光景



廃船



ハイド



ハインジンバンデデザイン



ハウプト



破壊するべきオブジェ/破壊できないオブジェ



萩谷巌



萩原英雄



白衣を纏える



薄雪越冬



白熱灯「エレクトリシーヌ」−赤と白



博物誌



白龍図







箱根の秋



箱は空にかえってゆく



硲伊之助






<前 (1/34ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


う゛ぁん・ごっほのぞう

ヴァン・ゴッホの像

作家名:岡本信治郎
制作年:1967年
技 法:アクリル絵具 キャンバス
一つ目お化け。まっ黄色なのは、あの麦畑の黄色なのだろう。ぐるぐると周囲に充満する渦巻き、一見でたらめに見える髭の輪郭、やっぱりあの自画像だ。ゴッホとは子供のころ出会った。エノケンや冒険ダン吉、ベティー・ブープ、ピカソ、個人的な思い出を込めて独断的肖像画に仕立て上げる。描きながら内容がかかわっていくのは性に合わないといって、完全な下絵と水性の絵具を使い、徹底的にマンガらしさを装う。ニヒルな画家。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

藤田嗣治とは?【 作家名 】

1886年東京都に生まれる。1968年没する。(スイス、チューリヒ)。1910年東京美術学校西洋画科を卒業する。1913年フランスに渡り、ピカソモディリアーニらと交友する。乳白色のなめらかな絵膚に線描する独自の画風を創り出し、1919年サロン・ドトンヌの会員、2年後に審査員に推挙されるなど、一躍エコール・ド・パリの寵児となる。1929年一時帰国したあと、1930年から33年にかけてパリを足場に中南米各地で制作、39年から40年にかけて再度フランスに渡る。その間1934年二科会会員、41年帝国芸術院会員となり、43年朝日文化賞を受賞する。戦後は1949年アメリカを経てフランスに渡り、55年フランスに帰化、57年レジオン・ドヌール勲章を受賞、59年ベルギー王立アカデミー会員となる。1959年カトリックの洗礼をうけてレオナルド・フジタと改名、晩年はフランスのノートル=ダム・ド・ラ・ペ礼拝堂の設計、壁画制作に没頭する。(「ピカソと日本」図録 1990年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

藤田嗣治

キーワードを含む記事
19件見つかりました。

  猪熊弦一郎

  上野春香

  エコール・ド・パリ

  海老原喜之助

  岡鹿之助

  上永井正

  木内克

  香田勝太

  高野三三男

  薩摩千代

  下着の裸婦

  菅井汲

  鈴木龍一

  田中保

  戸田海笛

  トランプ占いの女

  長谷川春子

  藤田嗣治

  吉原治良


<前   次>

徳島県立近代美術館2006