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しょうじょのかお

少女の顔

作家名:瑛九
制作年:1949年
技 法:油彩 キャンバス
軽快な色面で作られる、抽象画の世界。といっても、完全にものの姿が消えたわけではなく、人物像のなごりを残している。光の対比は明るく構成もどこか軽やかで、かれんな少女の面影がほの見えるようだ。16才で評論家として登場し、1930年代には印画紙のデッサン(フォトグラフ)、抽象絵画と、前衛の道を小気味よく走り抜けた奇才。たくさんの画風を試みた、この時期は、鮮やかな人間像の構成を手掛ける。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)


カテゴリー:作品
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抽象とは?【 美術用語 】

語源はラテン語のアブストラヘレ。対象の構成要素のうち、或るものを他から切り離して、ひき出すこと。絵画や彫刻においても、対象の本質的要素を選び出して描写する点において、多かれ少なかれ抽象の作用が含まれるが、美術上この概念が特別な意義を持つようになったのは、1908年にヴォーリンガーが「抽象と感情移入」において、芸術の根本衝動のひとつとして抽象衝動をあげ、これによって原始民族や東方の諸民族の非抽写的な美術を正当に評価しようとしたことと、1910年にカンディンスキーが、初めて対象的事物を描かない絵画を発表し、1912年には「芸術における精神的なもの」において絵画への道のひとつの極として純粋抽象を論じたことに始まる。これ以降、外的対象的世界を描写しない作品が次々と現われ、非具象(ノン・フィギュラティフ)、絶対、非対象、非再現などと呼ばれたが、最も一般的な呼称として抽象が普及した。また、抽象の出現により、それに対抗して再現的な表現を総括するために具象の概念が使われるようになった。

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けんさくけっか

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抽象

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  『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「キンレンカ」第1編より

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徳島県立近代美術館2006