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作家名:板東敏雄
制作年:1930年頃
技 法:油彩 板
坂東は、戦前にパリに渡った日本人画家の中で、パリで評価を確立した数少ない作家の一人である。現在もフランスの美術市場で一定の評価を得ている。国内では忘れられた存在となっているが、徳島ゆかりの美術に限らず、日本の近代美術を考える上で、本格的な顕彰が必要な作家といえる。1930年代のものと考えられるこの作品は、この時期のものとしては、特に高い完成度を示している。


カテゴリー:作品
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板東敏雄とは?【 作家名 】

1895年徳島県に生まれる。1973年没する。本名は保。大阪商船会社に勤務する父親の転勤に従って各地に移り住み、宮崎県で中学校を卒業する。1913年上京、川端画学校に学ぶ。1918年の第12回帝展、翌年の第1回文展、1920年の第2回文展等に出品するが、1922年フランスに渡る。モンパルナスに住んで、エコール・ド・パリの作家たちと交友するほか、留学中の日本人画家の組織である「巴里日本美術協会」の主要メンバーの一人として活躍する。サロン・ドトンヌ、サロン・デ・ザンデパンダン、サロン・デ・テュルリーなどに出品し、日本的な情緒と甘美さをたたえた独特な画風でパリ画壇の注目を集めた。

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