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きーす1

キース I

作家名:チャック・クロース
制作年:1981年
技 法:ハンドメイド・ペーパー
1960年代後半から70年代初期にかけて、アメリカではスーパー・リアリズムの傾向が台頭してきた。身辺の事物を徹底して写実的に描き出そうとするために、写真のような作品が次々と生み出された。また実際に、写真を用いて制作されることもしばしばあった。この作品も写真をもとにして制作されている。写真を方眼の上に写して、そのひとマスずつを塗り込めているのである。コンピュータで再構成されたような画面を意識的に制作することによって、人の網膜に像が結ばれるとはどういうことなのかを示そうとしているようである。モデルの人格や個性の表現を重んじない、現実に対するこの淡々とした姿勢は、作者がまるで一台の転写機であろうとしているかのようでクールである。チャック・クロースは1940年、アメリカ合衆国生まれ。市井の人を好んで題材とするフォトリアリスト。(吉原美惠子「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1990年09月05日掲載)


カテゴリー:作品
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ビエンナーレとは?【 美術用語 】

2年ごとに開かれる展覧会のことをいう。「2年ごと」という意味のイタリア語、ビエンナーレ(BIENNALE)が転じて、展覧会自体のことを指すようになった。最も古くからあるものとしては、1895年創設のベネチア・ビエンナーレがある。戦後になって1951年のサンパウロ・ビエンナーレをはじめ、東京、パリ青年、リュブリアナ等多くの国際的ビエンナーレが創設されたが、いずれもベネチアをモデルとしているといえよう。コミッショナーによる推薦制をとるところが多く、また、国際的規模で開催されるものが有名であるが、日本においてこの用語は、推薦制であれ公募制であれ、また国際的であれ国内に限られるものであれ、2年ごとに行なわれるコンクール形式の展覧会を広く指し示すものとして使われている。対象は、美術一般とされる場合もあれば、版画やデザインなど特定のジャンルに限られる場合もある。ちなみに、一年ごとのものはアニュアル、3年ごとのものはトリエンナーレと呼ばれている。

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