データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ハチョンユン
ハトンチョル
灰色の光景
廃船
ハイド
ハインジンバンデデザイン
ハウプト
破壊するべきオブジェ/破壊できないオブジェ
萩谷巌
萩原英雄
白衣を纏える
薄雪越冬
白熱灯「エレクトリシーヌ」−赤と白
博物誌
白龍図
箱
箱根の秋
箱は空にかえってゆく
硲伊之助
橋
<前 (1/34ページ)
次>
●もくじのさくいん
あ
か
さ
た
な
は
ま
や
ら
わ
すべて
作家
(1701)
作品
(1851)
美術用語
(163)
その他
(1)
げっきゅうでん
月宮殿
作家名:
高村光雲
制作年:1920年
技 法:木
満月の中で兎が餅をつく様をユーモラスに表現した作品で、平安時代に描かれた鳥獣戯画を想起させる。全高11.4センチの小品ということからも、所蔵家の愛玩用としての性格が強く、彫刻と工芸・置物の狭間にある作品という見解も出されている。しかし、兎が餅をつくという人間的な動きがごく自然に、かつ力強く感じられるところに、光雲が
モデル
の動物を鋭く観察し、それを破綻なく表現する芸術性と技術性を兼ね備え、単なる置物と一線を画していることが分かる。(「
高村光雲
とその時代展」図録 2002年)
カテゴリー:
作品
本文中のリンクをクリックすると、そのキーワードで検索できます。