ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ハチョンユン



ハトンチョル



灰色の光景



廃船



ハイド



ハインジンバンデデザイン



ハウプト



破壊するべきオブジェ/破壊できないオブジェ



萩谷巌



萩原英雄



白衣を纏える



薄雪越冬



白熱灯「エレクトリシーヌ」−赤と白



博物誌



白龍図







箱根の秋



箱は空にかえってゆく



硲伊之助






<前 (1/34ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


むがいろうしざぞう

無外老師坐像


作家名:高村光雲
制作年:1933年
技 法:木
無外老師とは、仙台北山の曹洞宗輪王寺第41世住持・福定無外(1871−1943)のこと。輪王寺は嘉吉元年(1441)の創建で、伊達政宗の仙台開府とともに現在地に寺地を定めたが、明治9年(1876)の大火によって伽藍を焼失、一時荒廃したが、福定無外によって復興された。本像は、還暦を記念して同寺檀信徒から贈られた寿像で、光雲最晩年の作。顔貌が写実的に表現されているのに対して、衣などは簡略に表されているが、これも頭部の造形に光太郎が関与していたことの証左といえよう。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


カテゴリー:作品
キーワード検索




けんさくけっか

本文中のリンクをクリックすると、そのキーワードで検索できます。

徳島県立近代美術館2006