データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
かふぇ こんせーる カフェ・コンセール
ボナールやドニと共に1888年にナビ派を結成したイベルスは、仲間たちと同様、多色刷石版画によって、ポスターや雑誌の挿絵を多く手がけた。主題や様式では、ナビ派よりも、友人のロートレックに近似している。この作品でも、前景に斜めに舞台が張りだしている構図や、観客の細部の省略などにロートレックとの共通点が見出される。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)
カテゴリー:作品
いまクリックまたは、検索したキーワードの解説
イベルスとは?【 作家名 】 パリに生まれる。アカデミー・ジュリアンで絵を学び、そこで1888年頃、ポール・セリュジェ、モーリス・ドニ、ボナール、ヴュイヤール、ポール・ランソンらに出会う。彼らと共にナビ派を結成し、ゴーガンの美学を唱導した。1892年頃、石版画の制作を始め、『エスタンプ・オリジナル』誌(1893年)『エスタンプ・モデルヌ』誌(1897年)に多色刷石版画を発表するかたわら、トゥールーズ=ロートレックと共同で版画集『カフェ・コンセール』(1893年)を制作した。1890年代後半、諷刺雑誌『汽笛』(彼が創刊の手伝いをした)や『ルヴュ・ブランシュ』、『口喧嘩』などに政治諷刺漫画を発表した。1890年代から、彼の石版画はパリの生活や娯楽を映し出すようになった。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録) 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||