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う゛ぇるさいゆでひらかれた5がつのぶとうかい るねみしぇるすろっずみけらんじゅのげんがによる

ヴェルサイユで開かれた5月の舞踏会[ルネ=ミシェル・スロッズ(ミケランジュ)の原画による]

作家名:フランソワ=ニコラ・マルチネ
制作年:18世紀彫版
技 法:エッチング
リスト教徒によってこの謝肉祭はまさに、お祭りの日であり、違反の日でもあった。というのも、当時、この謝肉祭が開催されるようになる以前は、カトリック教会が四旬節中の断食を強制していたからである。1763年に行われた謝肉祭は、特にきらびやかであった。というのは、その年に、パリ条約が7年戦争に終止符を打った年であるからである。この版画の場面は「5月の木」を囲んで舞踏会を行っている場面である。この「5月の木」は村の古い祭りを呼び起こすために5月1日に植えられ、その周りで人々がダンスをした。カップルで踊っている踊り子の衣装は農民の衣装から着想を得たものである。踊り子たちは花葉飾りを作りながら、木の周りを交差しながら踊っている。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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フランソワ=ニコラ・マルチネとは?【 作家名 】

版画家、製図家。1756年には王室付の版画家として活動している。版画制作のいっぽうで、演劇や喜劇オペラのためのイラストを描くとともに、本の挿絵、装飾的な素描や版画の本を制作している。人物表現においては、彼の画家としての技量あるいはその構図にはぎこちなさが感じられ、自然史を題材にした挿絵作品、あるいは装飾デザイナーとしての作品に優れたものが多い。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)

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