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う゛ぇるさいゆでひらかれた5がつのぶとうかい るねみしぇるすろっずみけらんじゅのげんがによる

ヴェルサイユで開かれた5月の舞踏会[ルネ=ミシェル・スロッズ(ミケランジュ)の原画による]

作家名:フランソワ=ニコラ・マルチネ
制作年:18世紀彫版
技 法:エッチング
リスト教徒によってこの謝肉祭はまさに、お祭りの日であり、違反の日でもあった。というのも、当時、この謝肉祭が開催されるようになる以前は、カトリック教会が四旬節中の断食を強制していたからである。1763年に行われた謝肉祭は、特にきらびやかであった。というのは、その年に、パリ条約が7年戦争に終止符を打った年であるからである。この版画の場面は「5月の木」を囲んで舞踏会を行っている場面である。この「5月の木」は村の古い祭りを呼び起こすために5月1日に植えられ、その周りで人々がダンスをした。カップルで踊っている踊り子の衣装は農民の衣装から着想を得たものである。踊り子たちは花葉飾りを作りながら、木の周りを交差しながら踊っている。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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表現主義とは?【 美術用語 】

20世紀の初頭にドイツでおこった芸術運動。印象主義への反動と考えられる。つまり作品は自然が人間に入ってくる印象(impression)ではなく、人間の精神的なものの外への表現(expression)である、という考え方に立っている。1905年にドレスデンで「ブリュッケ(橋)」というグループが結成された。キルヒナーシュミット=ロットルフなどの他、ノルデも短期間参加した。原色を多用した激しい色の対比や、線そのものの表現力を生かしたその画面は、抑制に反抗する。創造への衝動をあらわしている。1911年にはキュビズムをとり入れた表現主義的な活動をしたグループ「ブラウエ・ライター(青騎士)」が結成された。短期間の活動ではあったが、マルクカンディンスキークレーらを輩出した。そして第一次世界大戦後は、これらの画家たちはそれぞれ独自の活動を展開していく。なお、フランスにおける表現主義的な活動は、フォーヴィズムと呼ばれ、日本の近代絵画にも影響を与えた。

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