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ハチョンユン



ハトンチョル



灰色の光景



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ハイド



ハインジンバンデデザイン



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破壊するべきオブジェ/破壊できないオブジェ



萩谷巌



萩原英雄



白衣を纏える



薄雪越冬



白熱灯「エレクトリシーヌ」−赤と白



博物誌



白龍図







箱根の秋



箱は空にかえってゆく



硲伊之助






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ひでしま ゆきお

秀島由己男

1934年熊本県に生まれる。1962年現代日本美術展に初出品、68年現代日本美術展コンクール部門招待出品。1974年土方定一童話集『かればらす国に名高きかの物語』のため浜田知明とオリジナル銅版画を制作。スイス・バーゼル国際画商展出品(75年)、西ドイツ・デュッセルドルフ国際画商展出品。1975年フィンランドの第1回グラフィカ・クリエーチバを受賞。現代日本美術展招待出品。1982年日本銅版画史展出品。深い黒の背景に対象を浮上させる画面には、祈りにも似た精神性が内包されている。(「東四国阿波讃岐風景画展」図録 1993年)


カテゴリー:作家
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エッチングとは?【 美術用語 】

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは後者の内で最も代表的なものである。エッチングの語源は「腐蝕」。まず銅板にグラウンド(防触剤)を均一にひき、ニードル等の鉄筆状のもので描画すると、描いた線の部分のみ銅板が露出される。これを酸にひたし、腐蝕時間によって線の深浅(太細)を調整する。そしてグラウンドを除去し、凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。エッチングの特徴は、直刻法に比べて描画が容易であり、線の表情も腐蝕の深さによって自由に加減できることである。欧州では13世紀頃から金属細工師が腐蝕を用いて図案の線刻を行なっている。それを応用したエッチング版画の登場は16世紀初頭と考えられており、17世紀にはレンブラントを頂点として数多く制作された。日本では1931年、西田武雄によって専門誌『エッチング』が創刊され、日本の現代銅版画の創成期における、エッチングの研究・普及に大きな役割を果たした。

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