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斎内一秀



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サイケデリック・アート



〈最後の勝負は続く〉〈ネガティヴ・プレイ〉



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やすだ はるひこ

保田春彦


1930年和歌山県に生まれる。1952年東京美術学校彫刻科を卒業、58年渡仏。パリ、アカデミー・グランド・ショミエールに学ぶ。1960年イタリアに渡り、以後68年まで同地に滞在し、帰国。1970年第2回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で大賞受賞、71年第11回サンパウロ・ビエンナーレで国際優秀賞受賞、73年第5回現代日本彫刻展で神奈川県立近代美術館賞受賞、79年第1回ヘンリー・ムア大賞展で優秀賞受賞。1986年世田谷美術館開館記念の野外彫刻を制作する。主に金属を素材として、都市の構造や建築を想起させる抽象的形態を特色とする保田の作品には、合理的な都市の持つクールな明快性とそのモチーフとなる古代の造形に触発された神話的なイメージがみられる。「集落の跡」も高層建築を思わせるシャープな垂直性が示され、確固とした構築的なフォルムが、鉄の強固な素材感によりゆるぎない迫力を持って見るものに迫ってくる。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006