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斎内一秀



サイクロスキッフ



サイケデリック・アート



〈最後の勝負は続く〉〈ネガティヴ・プレイ〉



採桑図



斎藤カオル



斎藤翠紅



斉藤典彦



斎藤博之



斎藤義重



斎藤実盛染鬚図



斎藤豊作



斎藤与里



サヴィニャック



佐伯定胤和上像



佐伯祐三



酒井三良



酒井道一



酒井抱一



堺の相生橋


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にゅー・ぺいんてぃんぐ

ニュー・ペインティング


1980年代に入って、世界的な模模で、各国に「新しい絵画」を求める傾向が強まった。ドイツ、イタリア、アメリカなどで、時を同じくして求められ、著しく台頭したこの新しい年代の絵が、ニューペインティングとよばれるものであり、時に「新表現主義」という名称でよばれることもある。それは、1970年代の、ひたすら観念的、禁欲的であろうとした美術の傾向とまったく対立するものであった。例えば、巨大なキャンヴァスに激しい筆づかい、大胆な色づかいで描かれる絵の主題は、俗世間と密接に関わるものであり、現代社会で生きてゆくうえで生まれた危機意識や猜疑心をその根底に持っている。それは、膨大な情報の渦中にある人にとってそれまでの絵画が、あまりにも「俗」を避けすぎたもので、その意義を積極的に肯定しづらくなったところから生まれたのである。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006