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すぎまた ただし![]() 杉全直 ![]()
東京都に生まれる。1938年東京美術学校油画科を卒業。はじめシュルレアリスムの影響をうけ、1939年第9回独立展で独立賞を受賞、同年美術文化協会の結成に参加する。1953年司会を退会してからは、主に個展、コンクリート展などで作品を発表する。1950年代からは抽象的傾向を強め、60年代には「きっこう」のシリーズに代表されるように、素材が生み出す効果や形態への興味を深める。その後一時立体作品を制作するが、近年は行為を加えることで絵具が生み出すさまざまな表情を作品化する。1987年杉全直展(姫路市立美術館、O美術館)が開かれる。1981年昭和55年度芸術選奨文部大臣賞を受賞する。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)
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カテゴリー:作家
![]() ![]() ![]() ネオ・ダダとは?【 美術用語 】 ![]() 1950年代の末、ニューヨークにおいて、ラウシェンバーグとジャスパー・ジョーンズが、あいついで個展を開いた。当時の美術の世界は、抽象表現主義が全盛をきわめていたが、その中で彼らは、日常の具体的、卑俗的な、すぐそれと知れるようなものを画面に登場させ、大胆な画風を示した。ラウシェンバーグは、絵画に布や写真、印刷物などを加えて、雑多なイメージを画面に集めてくるコンバイン・ペインティングを、ジョーンズは国旗や標的などを画面にクローズアップすることで、反芸術の新しい表現スタイルをうちだした。これらの創作活動を、芸術に対する挑戦的な姿勢とみなし、「ダダの再来」という意味でジャーナリストが名付けたものが「ネオ・ダダ」である。日本も1960年の読売アンデパンダン展に、ネオ・ダダ・オルガナイザーズというグループが出品するなど、影響を受けている。ネオ・ダダは抽象表現主義につづき、後のポップ・アートの出現をまつことになる。 ![]() ![]() ![]() |
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