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白熱灯「エレクトリシーヌ」−赤と白



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ぎれすぴー

グレゴリー・ギレスピー

1936年アメリカに生まれる。1954−60年、ニューヨークのクーパー・ユニオンで学ぶ。1963年、サンフランシスコ・アート・インスティテュートで芸術修士号。マサチューセッツ州ベルチャータウン在住。複数の素材を用いたギレスピーの絵画は現代美術のなかでユニークな位置を占めている。全体としては彼の姿勢はリアリズムに近いが、その仕事は執拗なまでに緻密に描き込んだ肖像画からシュルレアリスム的な人物画や静物画までと幅広い。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年)


カテゴリー:作家
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アンフォルメルとは?【 美術用語 】

もとは「非定形なもの」という意味。美術の世界では、アンフォルメル絵画、アンフォルメル芸術というように用いられ、定着している。第二次世界大戦後、約10年間、世の中では抽象絵画の運動がさかんになった。この抽象への指向が、アメリカでは抽象表現主義とよばれ、フランスを中心とするヨーロッパにおいてはアンフォルメルとよばれたのである。アンフォルメルという言葉は、フランスの批評家ミシェル・タピエによって1950年に名付けられ、1952年には「アンフォルメルの意味するもの」と題する展覧会がもたれた。この運動の中心となった作家は、ヴォルス、デュビュッフェ、マチュー、リオベル、ミショーらで、彼らはこれまでの美学を棄て「もう一つの芸術」を創ろうとした。つまりこれまでの抽象が与えてきた構成的、幾何学的なイメージを脱却し、理性では把えられない意識下の心の状態から生み出されるものを表現しようとした。それらは抒情的で非幾何学的であるがゆえに、アンフォルメルとよばれた。日本にも後日紹介されて、前衛芸術に多大な影響を与えた。

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