まず、グランプリの「かぜまーる」の皆さんですけれども、全体の構成に観客に見せる工夫が本当にされているなということを大変評価いたしました。パフォーマンスは目と耳に訴えかけるものでございますけれども、墨の匂いという今までにない嗅覚といいますか、鼻の感覚に訴えかけていたことが、大変に印象深いものでございました。それから、チームワークの良さ、礼儀の正しさも本当に好印象を持ったものでございます。グランプリにふさわしいパフォーマンスになったと思います。大変おめでとうございました。
今日残念ながらおられませんが「DC,Flap」の皆さんですけれども、ここで受賞理由を述べさせていただきます。 小学生の低学年から、高校生まで、幅広い世代が共演するというパフォーマンスで、他にはなかったかなと。曲の変わる繋ぎ部分も本当に見事で、観客を飽きさせないというところが評価を得たところでございます。それからバトン使うなどのエッセンスもあり、パフォーマンス中の表情も非常に魅力的でございました。来年は是非、グランプリに挑戦していただきたいと思う次第でございます。
続きまして、チャレンジ奨励賞「徳島市立高校ダンス部」の皆さん。 出演者全員のダンスのレベルは本当に高かったと思います。高校生らしい、はじけるようなキレがあったと感じました。毎年、サークル活動ということですのでメンバーが変わっていくにも関わらず、ダンスのクオリティーを引き継いでいっているということが大変素晴らしいと感じた次第でございます。そして、繋ぎの部分にもう少し工夫があれば、連覇もあったのではないかなと思う次第でございます。
同じく奨励賞の「藤田春」さん。 高齢になってからのチャレンジということで、この点も非常に評価されたということでございます。全てオリジナルの曲で、独自の詩も心に響くということでパフォーマンス中まさに藤田ワールド全開だったなということで奨励賞にさせていただきました。本当に素晴らしかったと思います。
最後にMIPの「山口和也」さんでございますけれども、一人芝居という本当に緊張をしいられるジャンルというか、新しい分野のチャレンジということでこの点も主に評価したところでございます。まだまだ未完成ながら、そういう魅力があり純粋さといいますか、ピュアさが感じられたということで気合いと哀愁にみちた独自の世界をつくり上げていたのではないかということで最も印象に残るパフォーマンスであったなと思います。
今回残念ながら選からもれた方々につきましては、後ほど審査員の方からそれぞれコメントをしていただきますので、その点も楽しみにしていただけたらと思います。 それでは、受賞者の方々、本当におめでとうございました。これからも頑張っていただけたらなと思いますし、来年もまたお目にかかれることを期待しております。ありがとうございました。





