吹田文明<火の花(C)>1974年 徳島県立近代美術館蔵
| 後援: | 徳島新聞社、四国放送株式会社、株式会社エフエム徳島、(公財)徳島県文化振興財団 |
|---|---|
| 助成: | 一般社団法人 地域創造 |
徳島県立近代美術館では、徳島県阿南市出身の版画家・吹田文明(1926ー)の生誕100年を記念し、特別展「生誕100年 吹田文明の人生でたどる版画100年のドラマ」を開催します。
戦争体験、小学校教員としての出発、国際展での評価、美術大学での教員時代、そして2000年代に至るまでー波乱に満ちた作家の人生をたどりながら、当館所蔵の作品を中心に、一編の人間ドラマを追体験するように振り返ります。また、同時代の作家や現代版画の動向を紹介するトピック展示を設け、戦後日本版画のなかで吹田文明が占める位置を改めて見つめ直します。展示の最後には、「徳島版画」と連携し、版画の魅力を伝えるコーナーを設けます。
当館では、2006年に開催した「吹田文明展 華麗なる木版画の世界」の個展以来、20年ぶりとなる大規模な展覧会となります。本展が、作家の歩んだ道を未来へとつなぐ新たな一歩となれば幸いです。
吹田文明<南に散りし友に捧ぐII(戦後50年の鎮魂詩)>1995年
徳島県立近代美術館蔵
1926年、徳島県富岡町(現阿南市富岡町)に生まれた吹田文明。18歳で徳島連隊第150部隊に入隊し、鳴門で軽機関銃の射手として訓練を受けるなかで終戦を迎えました。
若き日の戦争体験は、戦後50年を経て制作された〈鎮魂〉シリーズへと結実します。戦争の惨禍を直接描くのではなく、どこか内省的な深みをもち、観る者を導いてくれます。
吹田文明<眼球体>1958年
徳島県立近代美術館蔵
吹田文明<浮遊>1962年
徳島県立近代美術館蔵
20歳で海部郡日和佐町 (現美波町) に着任し、教員としての歩みを始めた吹田文明。その後、徳島県の長期研究生として派遣された東京美術学校(現東京藝術大学)での学びを経て、東京都内の小学校で図工専科として勤務します。その中で版画と出合い、版画教育の可能性を模索。同時に作家としての活動も広げていきました。
出品作家:瑛九、恩地孝四郎、駒井哲郎、長谷川潔、浜田知明 など
吹田文明<ボン>1966年
徳島県立近代美術館蔵
吹田文明<砕ける星>1966年
徳島県立近代美術館蔵
1967年、吹田文明はサンパウロ・ビエンナーレにて版画部門最優秀賞を受賞し、一躍世界の脚光を浴びます。この快挙は、棟方志功、浜口陽三に続く、日本人として三人目の受賞となります。
深い闇の中に、ドリルで版材を貫いて生まれた無数の光点。星の軌跡や花火の煌めきを想起させる独創的な表現から、海外メディアは彼のことを「花火の男」と呼んだといいます。
靉嘔、池田満寿夫、菅井汲、棟方志功、横尾忠則など
吹田文明<聖なる日>1977年
徳島県立近代美術館蔵
吹田文明<銀河へ>1982年
徳島県立近代美術館蔵
1969年、多摩美術大学の教授に招聘された吹田文明。新しい環境の中で、さまざまな世代の作家たちと切磋琢磨しながら、表現はさらに豊かに広がっていきます。
個人の制作活動以外には、1974年に駒井哲郎らとともに大学版画研究会(現版画学会)を結成。さらに1992年には、多摩美術大学に日本初となる版画科を正式に創設することにも深く関わりました。
井田照一、木村光佑、木村秀樹、島州一、小林敬生など
吹田文明<僕のワイン・レッドの手編のセーター>2008年
徳島県立近代美術館蔵
宇宙や星といった壮大な主題に取り組んできた吹田文明ですが、特定の事件や身近な物を題材とした、より具象性の強い作品が現れるようになります。
抽象の作家として活動を始めましたが、彼はのちに自身の作品について私小説だったと述懐しています。エピローグでご紹介する作品には、そうした姿勢が、より強く表れています。
| 展覧会名 | 特別展「生誕100年 吹田文明の人生でたどる版画100年のドラマ」 |
|---|---|
| 会 期 | 2026年4月25日(土)~6月28日(日) |
| 開館時間 | 9時30分 ~ 17時 |
| 休 館 日 | 月曜日(5月4日を除く)、5月7日(木) |
| 主 催 | 徳島県立近代美術館 |
| 後 援 | 徳島新聞社/四国放送株式会社/株式会社エフエム徳島/(公財)徳島県文化振興財団 |
| 助 成 | 一般財団法人地域創造 |
| 一 般 | 1,000円 (800円) |
| 高・大生 | 750円 (600円) |
| 小・中生 | 500円 (400円) |
は休館日
徳島の美術グループ「徳島版画」と協働した、版画の多様な技法を体験できるワークショップです。シルクスクリーンの技法を体験できます。子供から大人まで、版表現の奥深さに触れてみましょう。
| 講師: | 平瀬恵子(「徳島版画」メンバー) |
|---|---|
| 対象: | 小学生以上 |
| 時間: | 13:00 - 16:00 |
| 会場: | アトリエ2(3階) |
| 定員: | 15人程度(参加無料) |
徳島の美術グループ「徳島版画」と協働した、版画の多様な技法を体験できるワークショップです。水性木版の技法を体験できます。子供から大人まで、版表現の奥深さに触れてみましょう。
| 講師: | 近藤幸(「徳島版画」メンバー) |
|---|---|
| 対象: | 小学生以上 |
| 時間: | 13:00 - 16:00 |
| 会場: | アトリエ2(3階) |
| 定員: | 15人程度(参加無料) |
星や花火などをモチーフに、従来の木版画にはない鮮やかに光輝くような色彩表現で「花火の男」と称された吹田文明さん。このエピソードにちなんで、花火職人さんから花火の歴史や仕組みを学び、花火玉のレプリカ制作体験を行います。
| 講師: | 岸洋介(岸火工品製造所 花火師)、近代美術館スタッフ |
|---|---|
| 対象: | 小学生以上 |
| 時間: | 13:30 - 16:45 |
| 会場: | 展示室3(2階)、アトリエ2(3階) |
| 定員: | 10組程度(1組2名まで)(参加無料) |
徳島の美術グループ「徳島版画」と協働した、版画の多様な技法を体験できるワークショップです。リトグラフの技法を体験できます。子供から大人まで、版表現の奥深さに触れてみましょう。
| 講師: | 鈴木良治(「徳島版画」メンバー) |
|---|---|
| 対象: | 小学生以上 |
| 時間: | 13:00 - 16:00 |
| 会場: | アトリエ2(3階) |
| 定員: | 15人程度(参加無料) |
徳島の美術グループ「徳島版画」と協働した、版画の多様な技法を体験できるワークショップです。油性木版の技法を体験できます。子供から大人まで、版表現の奥深さに触れてみましょう。
| 講師: | 平木美鶴(「徳島版画」メンバー) |
|---|---|
| 対象: | 小学生以上 |
| 時間: | 13:00 - 16:00 |
| 会場: | アトリエ2(3階) |
| 定員: | 15人程度(参加無料) |
徳島県出身の版画家・吹田文明(1926-)の生誕100年を祝した展覧会です。作家の人生を、当館所蔵作品や現代版画の動向と共に辿ります。戦後日本版画史における作家の軌跡と、作品の魅力について解説します。
| 講師: | 久米千裕(主任学芸員) |
|---|---|
| 対象: | どなたでも |
| 時間: | 14:00 - 15:00 |
| 会場: | 展示室3(2階) |
星や花火などをモチーフに、従来の木版画にはない鮮やかに光輝くような色彩表現で「花火の男」と称された吹田文明さん。このエピソードにちなんで、夜に作品をじっくりと鑑賞できるよう、特別夜間開館を実施します。
| 対象: | どなたでも |
|---|---|
| 時間: | 17:00 - 20:30(20時最終入館) |
| 会場: | 展示室3(2階)、ロビー(2階) |
| ※ | 所蔵作品展は休室します。 |
子どもなりの目で展覧会を楽しむ催し。密を避けながらコミュニケーションして、一緒に鑑賞しましょう。クイズをしたり探偵手帳にメモしたりする、やさしい内容です。
| 講師: | 近代美術館スタッフ |
|---|---|
| 対象: | 小学生以上 |
| 時間: | 14:00 - 14:45 |
| 会場: | 展示室3(2階)、ロビー(2階) |
星や花火などをモチーフに、従来の木版画にはない鮮やかに光輝くような色彩表現で「花火の男」と称された吹田文明さん。このエピソードにちなんで、夜に作品をじっくりと鑑賞できるよう、特別夜間開館を実施します。
| 対象: | どなたでも |
|---|---|
| 時間: | 17:00 - 20:30(20時最終入館) |
| 会場: | 展示室3(2階)、ロビー(2階) |
| ※ | 所蔵作品展は休室します。 |
手話通訳つきの展示解説です。徳島県出身の版画家・吹田文明の波瀾万丈な作家の人生を、当館所蔵作品や現代版画の動向と共に辿ります。戦後日本版画史における作家の軌跡と、作品の魅力について解説します。
| 講師: | 久米千裕(主任学芸員) |
|---|---|
| 対象: | どなたでも(聞こえる方もどうぞご参加ください) |
| 時間: | 10:00 - 11:30 |
| 会場: | 展示室3(2階) |
徳島県出身の版画家・吹田文明(1926-)の生誕100年を祝した展覧会です。作家の人生を、当館所蔵作品や現代版画の動向と共に辿ります。戦後日本版画史における作家の軌跡と、作品の魅力について解説します。
| 講師: | 久米千裕(主任学芸員) |
|---|---|
| 対象: | どなたでも |
| 時間: | 14:00 - 15:00 |
| 会場: | 展示室3(2階) |
星や花火などをモチーフに、従来の木版画にはない鮮やかに光輝くような色彩表現で「花火の男」と称された吹田文明さん。このエピソードにちなんで、夜に作品をじっくりと鑑賞できるよう、特別夜間開館を実施します。
| 対象: | どなたでも |
|---|---|
| 時間: | 17:00 - 20:30(20時最終入館) |
| 会場: | 展示室3(2階)、ロビー(2階) |
| ※ | 所蔵作品展は休室します。 |
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国道55号線バイパスから国道192号徳島南環状道路を西に進みます。「文化の森IC(出口)」で左方向に進み、 坂を登って最初の交差点を左(南)に向いて進むと、文化の森駐車場に到着します。★高速道路を利用して
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