所蔵作品展「徳島のコレクション2005-W」の開催について

1 趣旨
 この展覧会は、徳島県立近代美術館の所蔵作品をご紹介するものです。
 所蔵作品展は、当館のコレクションの方針にあわせて、「20世紀の人間像」、「徳島ゆかりの美術」、「現代版画」の3つのコーナーに分かれています。
 今期の「20世紀の人間像」のコーナーでは、1980年代の作品にスポットを当ててご覧いただきます。前期(1月29日まで)と後期(1月31日から)で、日本画、水彩画などの一部展示替えを行います。また、「現代版画」コーナーでは、木版画、銅版画、リトグラフの版種別に3回に分けて展示し、版の特色や表現の違いなどをご覧いただきます。

2 会期: 2005年12月3日(土)−2006年2月26日(日)

3 会場: 徳島県立近代美術館
       [展示室1、展示室2、美術館ロビー、屋外展示場、彫刻の小径]

4 観覧時間: 午前9時30分−午後5時

5 休館日: 月曜日(ただし1月9日を除く)、1月10日(火)
         12月28日(水)〜1月4日(水)

6 観覧料: 一般:200円(160円) 高・大生:100円 (80円) 小・中生:50円 (40円)
    * (  )内は20名以上の団体料金。
    * 高齢者【65歳以上】と障害者の方は、観覧料が半額になります。
    * 祝日及び振替休日は無料です。
    * 小・中・高生は土・日・祝・振替休日、春・夏・秋・冬休み中の観覧料が無料になります。

7 関連事業:

  【学芸員による展示解説】
    ・1月22日(日)、2月19日(日)
     午後2時−2時45分 展示室1(2階)
     * 観覧券をお求め下さい。

8 出品内容:

 当館の収集方針にあわせて、3つのコーナーで展示します。

  【20世紀の人間像】
   横尾忠則〈ZI-ON〉、浜田知明〈情報過多的人間〉、 吉原英雄〈テーブルの上のオブジェ〉、
   高橋秀〈M計画〉など、1980年代の作品にスポットを当てて展示します。  計53点
    ※1月30日をはさんで一部作品が入れ替わります。

  【現代版画】
   ■木版画の世界  12月3日(土)-1月9日(月・祝)  計20点
     黒崎彰、広島晃甫、日和崎尊夫、吹田文明、ケーテ・コルヴィッツの木版画を展示します。
   ■銅版画の世界  1月11日(水)-1月29日(日)  計20点
     中林忠良、長谷川潔、山本容子、マリノ・マリーニ、パブロ・ピカソの銅版画を展示します。
   ■リトグラフの世界  1月31日(火)-2月26日(日)  計20点
     泉茂、岡本信治郎、吉原英雄、リ・ウー=ファン、リチャード・リンドナーのリトグラフを展示します。

  【徳島ゆかりの美術】
   伊原宇三郎〈榻上二裸婦〉、 三宅克己〈伊豆南條よりの富士〉、 菊畑茂久馬〈天動説〉、
   日下八光〈晩秋〉、市原義之〈冬日〉などの作品を展示します。  計23点
    ※1月30日をはさんで一部作品が入れ替わります。

 このほかに、美術館ロビー、屋外展示場、彫刻の小径に12点を展示します。

 展示作品の合計 148点

資料提供
月日 担当館名 電話 担当者
11月24日 県立近代美術館 tel 088-668-1088
fax 088-668-7198
学芸員
仲田、吉原