特別展「日本画の魅力−美しき人と心　　人間表現、明治から現代まで」
の開催について

１　趣旨
　日本画家たちは、どのように人を表してきたのでしょうか？　美しい女性や歴史的な人物、自然のなかで暮らす人、母と子、家族たち。この一世紀あまりの時期、伝統的なもののよさと新しさとが織りなされ、多彩な表現が生み出されてきました。本展では、明治初期から二十一世紀に入った現代までの人間表現を見わたすとともに、「人々の日常を描く」「女性の表現」「心の奥に分け入って」等の視点や解説を設けて、日本画の魅力を多方面から楽しめる展示にしたいと考えています。 　出品作は、二十年におよぶ当館の収集活動でつくられた日本画コレクションの成果に、各地の美術館、所蔵者の方からお借りした名品を加えて構成します。横山大観（よこやま　たいかん）、上村松園（うえむら　しょうえん）、小倉遊亀（おぐら　ゆき）、��山辰雄（たかやま　たつお）の名品など56作家、64点で、日本画による人間表現の魅力をお楽しみいただけたらと考えています。

２　展覧会名：　「日本画の魅力−美しき人と心　　人間表現、明治から現代まで」

３　会期：　平成18年4月29日（土・祝）−6月11日（日）　38日間

４　会場：　徳島県立近代美術館 展示室 3
　　　　　　　（徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園）

５　観覧時間：　午前9時30分−午後5時

６　休館日：　月曜日

７　観覧料：　一般　600（480）円　/　高・大生　450（360）円　/　小・中生300（240）円
　　　　* （　）内は前売り及び20名以上の団体料金。
　　　　* 高齢者(65歳以上)・障害者割引(半額)は、受付でお申し出ください。
　　　　* 小・中・高生は土・日・祝・振替休日は無料です。

８　主催：　徳島県立近代美術館 / 徳島新聞社 / 四国放送

９　後援：　ＮＨＫ徳島放送局 / エフエム徳島 / 徳島県文化協会

１０　関連行事
　　　　■学芸員による展示解説
　　　　日時：4月29日（土・祝）、5月4日（木・休）、6月4日（日）
　　　　午後2時‐3時 展示室3［2階］
　　　　申込不要 / 観覧券をお求め下さい｡

　　　　■ゲスト・トーク
　　　　長尾先生と見る「日本画の魅力」展
　　　　5月21日（日）　午後2時‐3時 展示室3［2階］
　　　　長尾弘子氏（日本画家・徳島県美術家協会副会長）、当館学芸員
　　　　申込不要 / 観覧券をお求め下さい｡

　　　　■こどもの日クイズラリー、日本画体験コーナー
　　　　5月5日（金・祝）　午前10時‐午後4時
　　　　クイズラリーは展示室1・2・3［2階］、体験コーナーはアトリエ2［3階］
　　　　日本画体験コーナーの講師は、岡英彦氏（日本画家・四国大学教授）とその
　　　　スタッフの皆さん（四国大学児童学科の卒業生の方など）
　　　　（こども対象、保護者の方もいっしょにお楽しみ下さい）

　　　　■美術館講座
　　　　「日本画による人間表現の魅力」　森芳功（当館専門学芸員）
　　　　6月11日（日）　午後2時‐3時30分　美術館講座室［3階］
　　　　申込不要 / 参加無料

１１　主な出品作家
　　　　尾形月耕（おがた　げっこう）、横山大観（よこやま　たいかん）、
　　　　下村観山（しもむら　かんざん）、鏑木清方（かぶらき　きよかた）、
　　　　小川千甕（おがわ　せんよう）、安田靭彦（やすだ　ゆきひこ）、
　　　　広島晃甫（ひろしま　こうほ）、日下八光（くさか　はっこう）、
　　　　片岡球子（かたおか　たまこ）、��山辰雄（たかやま　たつお）、
　　　　大森運夫（おおもり　かずお）、中村正義（なかむら　まさよし）、
　　　　大島哲以（おおしま　てつい）、上野泰郎（うえの　やすお）、
　　　　森田曠平（もりた　こうへい）、北田克己（きただ　かつみ）、
　　　　竹内栖鳳（たけうち　せいほう）、上村松園（うえむら　しょうえん）、
　　　　菊池契月（きくち　けいげつ）、橋本関雪（はしもと　かんせつ）、
　　　　秦テルヲ（はだ　てるを）、入江波光（いりえ　はこう）、
　　　　村上華岳（むらかみ　かがく）、堂本印象（どうもと　いんしょう）、
　　　　甲斐庄楠音（かいのしょう　ただおと）、小倉遊亀（おぐら　ゆき）、
　　　　中村大三郎（なかむら　だいさぶろう）、広田多津（ひろた　たつ）、
　　　　三上誠（みかみ　まこと）、星野眞吾（ほしの　しんご）、
　　　　川端健生（かわばた　たけお）、小嶋悠司（こじま　ゆうじ）、
　　　　など
　　　　

参考：前売り券販売所
文化の森ミュージアムショップ
徳島新聞社
小山助学館 本店
紀伊國屋書店 徳島店
徳島県職員生活協同組合