「徳島のコレクション2008-III」 の開催について

1 趣旨
 この展覧会は、徳島県立近代美術館の所蔵作品をご紹介するものです。
 所蔵作品展は、当館のコレクションの方針によって、「20世紀の人間像」「徳島ゆかりの美術」「現代版画」の3つのコーナーに分かれています。前期(8月3日まで)と後期(8月5日から)で、一部展示替えを行います。また、「現代版画」のコーナーでは3期に分けて展示します。

2 会期: 2008年6月21日(土)−9月28日(日)

3 会場: 徳島県立近代美術館
       [展示室1、展示室2、美術館ロビー、屋外展示場、彫刻の小径]

4 開館時間: 午前9時30分−午後5時

5 休館日: 7月21日、9月15日を除く月曜日、7月22日(火)、9月16日(火)

6 観覧料: 一般:200円(160円) 高・大生:100円 (80円) 小・中生:50円 (40円)
    * (  )内は20名以上の団体料金。
    * 高齢者(65歳以上)と障害者は、観覧料が半額になります。
    * 祝日及び振替休日は無料です。
    * 小・中・高生は土・日・祝・振替休日、春・夏・秋・冬休み中の観覧料が無料になります。

7 関連事業
  【学芸員による展示解説】
   7月6日(日)、8月31日(日)
   午後2時−2時45分 *観覧券が必要です。

8 出品内容
    当館の収集方針にあわせて、3つのコーナーで展示します。

【20世紀の人間像】
 今回は「人のかたち」に注目したコーナーをもうけました。今回紹介する石原友明や大島成己の作品から人の表情はわかりません。しかし、そのポーズだけで色々と見る者の想像力をかき立ててくれます。
全16点(8月4日をはさんで一部展示替えを行います。)

【現代版画】 
■それぞれの風景    6月21日(土)〜7月27日(日)
 「風景」をキーワードに麻田浩、中林忠良、新収蔵の武蔵篤彦の作品を紹介します。
全14点

■けったいな人々     7月29日(火)〜8月17日(日)
 「けったい」とは関西や四国地方で言う「奇妙」という意味の言葉です。関西で活躍した泉茂、同じく関西を中心に今も活動している元永定正の作品に加え、浜田知明の作品を紹介します。
全21点

■女たち          8月19日(火)〜9月28日(日)
 共にデモクラート美術協会に在籍した作家、池田満寿夫と吉原英雄の版画を、二人を代表するテーマの一つである「女性」に絞って紹介します。
全15点

【徳島ゆかりの美術】
 今回は伊原宇三郎<ビルマ風景(仮題)>(1942年頃)、山下菊二<裸婦>(1939年)などの新収蔵作品を紹介するほか、一原五常、菊畑茂久馬、清原重以知などの作品を紹介します。
 また、「特集:石丸一と河井清一 新収蔵作品を中心に」として展示室1に一つのコーナーをもうけました。新収蔵作品として、石丸一<自画像>(1952年)、河井清一<夏の朝>(1959年)などを紹介します。
全43点(8月4日をはさんで一部展示替えを行います。)

    このほかに、美術館ロビー/屋外展示場/彫刻の小径、に12点を展示

合計123点

資料提供
月日 担当館名 電話 担当者
6月13日 県立近代美術館 tel 088-668-1088
fax 088-668-7198
学芸員 吉川
     吉原