所蔵作品展「徳島のコレクション2008-IV」の開催について

1 趣旨
 この展覧会は、徳島県立近代美術館の所蔵作品をご紹介するものです。
 所蔵作品展は、当館のコレクションの方針にあわせて、「20世紀の人間像」、「徳島ゆかりの美術」、「現代版画」の3つのコーナーに分かれています。
 今回の「20世紀の人間像」のコーナーでは、ポップ・アートの作品にスポットを当ててご覧いただきます。前期(11月30日まで)と後期(12月2日から)で、一部展示替えを行います。また、「現代版画」コーナーでは、3期に分けて展示します。

2 会期: 2008年10月4日(土)−2009年1月18日(日)

3 会場: 徳島県立近代美術館
       (展示室1、展示室2、美術館ロビー、屋外展示場、彫刻の小径)

4 開館時間: 午前9時30分−午後5時

5 休館日: 月曜日(ただし10月13日、11月3日、11月24日、1月12日を除く)、10月14日(火)、
         11月4日(火)、11月25日(火)、12月28日(日)〜1月4日(日)、1月13日(火)

6 観覧料: 一般:200円(160円) 高・大生:100円 (80円) 小・中生:50円 (40円)
        * (  )内は20名以上の団体料金。
        * 高齢者(65歳以上)と障害者は、観覧料が半額になります。
        * 祝日及び振替休日は無料です。
        * 小・中・高生は土・日・祝・振替休日、春・夏・秋・冬休み中の観覧料が無料に
         なります。
        * 「徳島教育週間」の11月1日(土)ー11月7日(金)の期間は、小・中・高生は観覧料が
         無料になります。
        * 「関西文化の日」の11月15日(土)と11月16日(日)は、観覧料が無料になります。

7 関連事業
  【学芸員による展示解説】
   ・10月19日(日)、12月7日(日)
   ・午後2時−2時45分 展示室1(2階)
    *観覧券をお求め下さい。

8 出品内容
    当館の収集方針にあわせて、3つのコーナーで展示します。

【20世紀の人間像】  計42点
  アンディ・ウォーホル〈多色による4つのマリリン〉(1979-86年)、トム・ウエッセルマン〈モニカと
  透明なカーテン〉(1987年)、 横尾忠則〈よだれ〉(1966年)、岡本信治郎〈女優の死(マリリン・モ
  ンロー)〉(1964年)など、ポップ・アートの作品にスポットを当てて展示します。
    *12月1日をはさんで一部展示替えを行います。

【現代版画】 
  ・木版画  吹田文明  10月4日(土)-11月9日(日)   計17点
     独自の木版画の世界を展開している吹田文明の、初期の木版画〈機械65〉(1957年)
     から近作の〈何処へ〉(2006年)まで、17点の木版画を展示します。

  ・石版画  吉原英雄  11月11日(火)-12月14日(日)   計15点
     現代人の不安な心理ををテーマに、独自の版画の世界を展開している吉原英雄の
     版画のなかで、初期の石版画〈ひまわり〉(1956年)から〈二つ地平A〉(1988年)まで、
     15点の石版画を展示します。

  ・銅版画  中林忠良 12月16日(火)-1月18日(日)   計18点
     小石、枯れ木、落ち葉などの自然物を銅版に腐食転写し、虚と実の世界を一層きわだ
     たせた表現でよく知られている中林忠良の、初期の銅版画〈根〉(1962年)から〈転位’
     86-地-U〉(1986年)まで、18点の銅版画を展示します。

【徳島ゆかりの美術】  計20点
  今回は本県出身の伊原宇三郎〈榻上二裸婦〉、 三宅克己〈信州田口雪景〉、 広島晃甫〈赤装
  女〉、山下菊二〈わたしと鳥と音楽(1)木偶人形芝居〉、市原義之〈温雅秋日〉などの作品を展
  示します。
    *12月1日をはさんで一部展示替えを行います。


  ○このほかに、美術館ロビー、屋外展示場、彫刻の小径に12点を展示します。
  ○展示作品の合計 124点

資料提供
月日 担当館名 電話 担当者
9月25日 県立近代美術館 tel 088-668-1088
fax 088-668-7198
学芸員 仲田
     吉川