【学芸員による展示解説】
7月 25日(日)/8月15日(日)
時間:いずれも午後2時〜2時45分
場所:展示室1(2階)
解説者:吉原美惠子(専門学芸員)
※観覧券をお求め下さい。
【こども鑑賞クラブ 君こそアートの名探偵】
9月18日[土]
時間:午後2時〜2時45分
場所:展示室3(2階)
解説者:森芳功・竹内利夫[学芸員]・文化推進員
※対象:小学生(保護者同伴可)/申込不要/参加無料(保護者は要観覧券)
【20世紀の人間像】
会期中、パブロ・ピカソの<赤い枕で眠る女>、パウル・クレー<子供と伯母>などのコレクションの名作群とともに、特集「戦争のいたみ」をご覧頂きます。
戦争によって受けるいたみは、国や民族、時代を越えて、誰しも共感できるものだろうと思います。
伊原宇三郎は目の当たりにした従軍の日々を、中村宏は、「新しい歴史画」として実見せぬ戦争を描きました。海外に目を向けると、ケーテ・コルヴィッツは大切な家族を奪われる哀しみを刻み、アルフレッド・ジャーは悲惨な内戦に翻弄される小さな命のこれからを切なく示唆しています。
いま一度、戦争によるいたみを見つめていただくとともに、そこから立ち上がって歩を進めようとした表現者たちの制作も辿っていただきたいと思います。
20作家による44点を展覧予定。
【現代版画】 2期に分けて展示します。
となりにあるユーモア 1 7月24日(土)ー8月29日(日)
となりにあるユーモア 2 8月31日(火)−9月26日(日)
泉茂(1922-95)、山本容子(1952- )、クワァク・ドゥク=ジュン(郭徳俊)(1937年- )の版画作品を採り上げて、展覧いたします。
今回、紹介する3人の作家に共通するのは、日常生活のすぐ近くにある話題を見逃さずに取り上げ、独自のユーモアを交えて、表現に結びつけたというところです。
3作家による32点を展覧予定。
【徳島ゆかりの美術】
このコーナーでは、県出身や徳島ゆかりの作家の作品のほか、徳島の風景や風物に題材をとった作品などを展示します。
今回は、県出身の伊原宇三郎(いはら・うさぶろう 1894-1976年 徳島市生まれ)、三宅克己(みやけ こっき 1874-1954年 徳島市生まれ)、森堯之(もり たかゆき 1915-44年 徳島市生まれ)、山下菊二(やました きくじ 1919-86年 三好郡生まれ)などの油彩・水彩の作品に加えて、広島晃甫(ひろしま こうほ 1889-1951年 徳島市生まれ)、市原義之(いちはら よしゆき 1943年- 小松島市生まれ)などの季節を感じさせる日本画を、展示替えをしながら展覧します。
会期中、山下菊二<わたしと鳥と音楽と>など、6作家による23点を展覧予定。
*このほかに、美術館ロビー、屋外展示場、彫刻の小径に12作家、12点を展示。
*展示作品の合計は39作家による111点となる予定です。
月日 | 担当館名 | 電話 | 担当者 |
7月21日 | 徳島県立近代美術館 | tel 088-668-1088 fax 088-668-7198 |
学芸員 吉原 竹内 |