出展テーマ詳細情報
「20世紀の人間像 日本の人、西洋の人」の詳細情報
●くわしい検索へ  ●美術館トップへ
テーマ名称 20世紀の人間像 日本の人、西洋の人
期間 2002年7月20日(土)~2002年10月27日(日)
展覧会名称 所蔵作品展 徳島のコレクション2002-II
説明 20世紀の美術は、それまでのどの時代よりも大きな変貌をとげたといわれます。「人間」の表現も例外でなく、ヨーロッパやアメリカで、そして日本においても、新しい傾向の作品が次々と生み出されました。  今回の所蔵作品展では、日本と西洋の人間表現を、対比しながらご覧いただけたらと思っています。一方の壁に、日本の作家の作品を、もう一方にヨーロッパとアメリカの作品を展示していますので、気になった作品をじっくりと見比べてみてください。似かよったところ、異なったところがいろいろと見つかるのではないでしょうか。同じ「人間」をテーマにした作品だけに、美術にたいする考え方や性格の違いが、作家の個性とともに浮かびあがってくるかも知れません。ときに奇抜に見えたとしても、そこに時代の人間観が映し出されているのが、このテーマの興味深いところでしょう。   「日本」と「西洋」の美術を見比べるための切り口は、さまざまです。制作年の近い作品を見比べてもいいですし、「母子」「女性像」などといった同じ題材の作品を比較してもいいでしょう。ここで少しばかり例をあげましたが、それにこだわる必要もありません。自由に見比べて、“発見”を楽しんでいただけたらと思います。 1.母子 「母子」を題材としたものとしては、中本達也<母子>、ヘンリー・ムーア<着衣の横たわる母と子>、アルベール・グレーズ<台所の母子>などが展示されています。  2.顔の表情 喜びや悲しみなど、人間の顔の表情は、洋の東西に関わらず共通しているのでしょうか? 表現の違っているところが見つかるでしょうか?  3.子どもの姿 たとえば、奈良美智<UNTITLED(BROKEN TREASURE)>、ニッキー・ホバーマン<ミズスマシとゾウリムシ>。他にも、子どもを描いた作品がありますので、探してみてください。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
検索条件設定へもどる 検索条件設定へもどる