出展テーマ詳細情報
「第1部20世紀初頭 1.ヨーロッパ」の詳細情報
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テーマ名称 第1部20世紀初頭 1.ヨーロッパ
展覧会名称 コレクションでみる 20世紀の版画
説明 20世紀初頭の美術思潮において、版画は重要な役割を果たします。内面性が表れ出た激しい筆致や形態を特徴としたドイツ表現主義にとって、素朴で力強い画面を得られる木版画は格好の技法でした。フランスでは、キュビスムを始めとする前衛的な動きに注目した画商や出版者が挿画本や豪華美術雑誌などを盛んに刊行し、それに応じて版画工房も充実します。そこでは画家と出版者と工房の三者が足並みをそろえて版画の隆盛を支えました。とかく複製物のようにみなされがちであった版画が、芸術表現として成熟し始めたのです。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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