出展テーマ詳細情報
「20世紀の人間像-1」の詳細情報
●くわしい検索へ  ●美術館トップへ
テーマ名称 20世紀の人間像-1
展覧会名称 所蔵作品展 徳島のコレクション99-I 新収蔵作品を中心に
説明 このコーナーでは「20世紀の人間像」の中から、日本と海外の戦前の洋画と日本画をご紹介します。  日本画は会期中に展示替えをします。前期には新収蔵の大森運夫の〈九十九里浜II〉を同じく「創画会」の作家である上野泰郎、川端健生の作品と併せて展示します。後期にご紹介します村上華岳の〈踊り之図〉、岡本神草の〈洗い髪〉、梶原緋佐子の〈投扇(ナゲオオギ)〉は大正から昭和初期にかけての作品。華岳が創立メンバーであり、新日本画の成立を掲げた日本画の団体「国画創作協会」の展覧会に後の二名も出品しています。  洋の東西は問わず、ピカソとの関わりが見い出せる洋画家は少なくありません。  ジャン・メッツァンジェはピカソやレジェと同様キュビズムの主要な作家の一人です。彼の作品〈自転車乗り〉では、自転車競技の疾走感が表現されています。一方、児島善三郎の〈籐椅子に掛ける裸婦〉は彼のフランス留学時代の作品です。この作品は当時のフランス画壇で注目を集めていたピカソの新古典主義の作品の影響を受けたものです。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
検索条件設定へもどる 検索条件設定へもどる