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| 「20世紀の人間像 特集:女性のイメージ」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 20世紀の人間像 特集:女性のイメージ |
| 期間 | 2007年12月20日(木)~2008年3月16日(日) |
| 展覧会名称 |
徳島のコレクション2008-I |
| 説明 | 古代ギリシャのミロのヴィーナスや、ルネサンス時代の女神像、あるいは慈悲深い観音菩薩像など、古来、女性は理想化された姿として、多く表されてきました。また平安時代の絵巻物の「引目鉤鼻」の女性や、江戸時代の浮世絵の、瓜実顔に切れ長の目の女性などには、それぞれ、その時代の美人の典型が様式化されています。 しかし近代以降、女性はもっと身近で日常的な姿として造形されるようになります。また、聖なる愛や純粋無垢の象徴であった女性の裸体像は、人体の造形的な美しさという観点からも、描かれるようになります。 このことは、手の届かない女神や画一的にパターン化された姿ではなく、女性をあるがままにとらえようとする近代的な態度だといえます。それは女神ではなく、現実にいる等身大の人間としての女性なのです。 今回は、時代や作家の価値観が反映され、個性的に表現されるようになった、近代から現代の様々な女性像をご紹介します。 |