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| 「1 神話、宗教」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 1 神話、宗教 |
| 期間 | 2022年4月23日(土)~2022年6月19日(日) |
| 展覧会名称 |
カミのかたち |
| 説明 | ギリシャ、ローマ、北欧やケルト、エジプト、マヤ、日本など、世界各地の民族や地域は様々な神話を持っています。それらの神話の神々は、動物や架空の生き物の場合もありますが、人間の姿としてよく見られます。それはキリスト教や仏教などの宗教画においても同様です。元来は偶像禁止のキリスト教においても、神は人間の姿をとり、絵画や彫像として数多く造形化されています。 そして、17世紀頃からの西洋絵画では、宗教、神話をテーマにした絵画は、風俗や風景、静物画に比べて序列の高いジャンルとして位置づけられます。また、花鳥風月が重視されてきた日本でも、仏像・仏画は寺社仏閣の神聖な場所に鎮座してきました。「カミ」の造形は、洋の東西を問わず価値のあるものとされてきたのです。 しかし、近代になると西洋絵画でのジャンルの序列は次第に失われます。また、匿名性の高かった絵師・画工が、個性を持った画家へと変わり、約束事の多い宗教画や神話画にも画家の独創性が反映されるようになります。 このコーナーでは、人格化された姿を中心に、抽象化や暗示するような表現など、様々な「カミのかたち」の表現をご紹介します。 |