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| 「徳島ゆかりの美術−コーナー展示・三宅克己の作品」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 徳島ゆかりの美術−コーナー展示・三宅克己の作品 |
| 期間 | 2006年7月11日(火)~2006年9月3日(日) |
| 展覧会名称 |
徳島のコレクション2006-II |
| 説明 | 当館は、徳島県出身の水彩画家である三宅克己(1874−1954年)の作品や関連資料の収集に努めてまいりました。開館以前の1987年に初めて作品を収蔵して以来、1990(平成2)年の開館をはさんで、20年近い年月のなかで、質、量ともに重要な三宅コレクションに成長してきました。三宅克己が近代日本の水彩画史を語る上で欠かせない存在であることを考えれば、作家の出身県の美術館として当然の責務であるのは言うまでもありません。しかし、そのコレクションのなかには、当館の地道な努力を評価して下さり、大切なコレクションを託された方々のご協力があったことを忘れるわけにはいきません。ここでは、2006(平成18)年3月に江川淑夫氏からご寄贈を受けた作品と資料を紹介します。とりわけ、比較的小振りながらも質のそろった作品群は、初期のデッサン、ヨーロッパや中国等に取材した水彩画、三宅が神奈川県真鶴町にアトリエを移して以降に描いた伊豆や相模の風景画など、取材地や制作時期の変化を楽しむことができます。これらの作品と資料が加わることで、当館の三宅コレクションに一層の厚みがつくられたと言えるでしょう。 |