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| 「Pencil 2-1」の詳細情報 | |
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| 作家名 | 木村秀樹 |
| 作品名 | Pencil 2-1 |
| 作品名(ヨミ) | ペンシル2ー 1 |
| 作品名(英字) | PENCIL 2- 1 |
| 制作年 | 1974年 |
| 技法・材質 | シルクスクリーン 紙 |
| 寸法 | 75.5×107.0 |
| 関連用語 | シルクスクリーン |
| 当館開催の特別展出品歴 |
開館20周年記念展 徳島県立近代美術館 名品ベスト100 |
| 概要 | 木村秀樹は1948年京都府に生まれ、京都市立芸術大学を修了した1974年に第九回東京国際版画ビエンナーレで京都国立近代美術館賞を受賞しました。この作品は、その受賞作と同じく<ペンシル>シリーズの中の一点であり、初期の代表作といえるものです。鉛筆を持った手の図像が、写真製版を用いて、ごく普通の方眼紙に印刷されています。方眼紙に鉛筆とくれば、一体どんな線が引かれるのか想像してみたくもなりますが、作品に向かっていると、作者の意図はもう少し別のところにあるようにも思えてきます。なぜなら二つの手はただ鉛筆を持って見せているだけで、何も描こうとはしていないからです。そこには、作品の存在自体を問い掛けようとする観念的な思考をみてとることができます。しかしその一方で、見る者の視線をさまよわせるような、つかみどころのない透明感があって、作者の繊細な感性が表されているのです。(竹内利夫「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1990年07月18日掲載) |
| 所蔵者 | 徳島県立近代美術館 |
| 作品番号:1130710_000 、国内 、館蔵品、版画 | |