作品詳細情報
「ダンスの華麗さ」の詳細情報
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作家名 ジャン・アルプ
作品名 ダンスの華麗さ
作品名(ヨミ) ダンスノカレイサ
作品名(英字) APPARAT D’UNE DANCE
制作年 1960年
技法・材質 ブロンズ
寸法 121.2×74.2×10.5
当館開催の特別展出品歴 〈遊ぶ〉シュルレアリスム
「ドイツ 20世紀 アート」−人・対話・みらい− 〜フロイデ! ドイツ・ニーダーザクセン州友好展覧会
概要 彫刻家・画家で詩人でもあるジャン・アルプは、ダダイズムやシュールレアリスム運動の重要なメンバーとして活躍するなど、20世紀美術にとって忘れることのできない作家である。彼の作品は、多くのシュールレアリストのように深層心理をえぐり出すような表現ではなく、明るい自然の生命感を感じさせるところがある。アルプの「植物から果物が、母親から子どもが生まれてくるように、芸術は人間から生まれてくる果実なのだ」という言葉は、彼の芸術をよく物語っている。レリーフ彫刻と呼ばれるジャンルに入るこの作品は、丸く柔軟な曲線が際立つ形態から成る、単純で大らかな表現である。そして、その題名どおり、作品の上部で人物が跳躍している姿が想像できるのも楽しい。人体を発想の出発点にしながら、ユーモラスな抽象的形態をつくり出しているところが、この彫刻のユニークさと言えよう。(森芳功「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1988年11月08日掲載)
所蔵者 徳島県立近代美術館
作品番号:1220012_000 、国外 、館蔵品、彫刻・立体
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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