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| 「徳島ゆかりの作家」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 徳島ゆかりの作家 |
| 展覧会名称 |
所蔵作品展 徳島のコレクション96-II |
| 説明 | このコーナーでは、徳島ゆかりの作家たちの作品と、徳島の風景を描いた作品を紹介します。 特に今回は洋画家、島あふひ(1896-1989)の作品をまとめてご覧いただきます。島の作品の特徴は、なんと言っても厚塗りして絵の具です。戦後しばらくは、色も対象を再現したいたので、さながら絵の具の盛り上がりが、対象の質感を表現しているかのようでした。しかし、色は徐々に対象から離れ、どんな題材を扱っても、そこに島独自の色使いと厚塗りを見せるようになります。 さて、島が描いた題材ですが、静物、風景、それに宗教です。特に宗教が描かれたのは、キリスト教の信仰が大きな理由と言えます。しかし、聖書などをもとに描くと言っても、西洋の伝統的な図像解釈をふまえたものではなく、島が独自に想像した世界なのです。 |