出展テーマ詳細情報
「20世紀初頭 2.日本」の詳細情報
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テーマ名称 20世紀初頭 2.日本
展覧会名称 コレクションでみる 20世紀の版画
説明 明治以降しばらく停滞していた日本の版画界に、明治の末、創作版画運動が起こります。それは、版元、絵師、彫り師、刷り師の連携に基づく伝統的な浮世絵の分業体制に対して、原画、製版、刷りまでをすべて自らが行う「自画、自刻、自刷り」を主張しました。その一方で、浮世絵の分業体制を生かして創造的な版画を制作する新版画運動も新版画も、大正時代をピークにしてしだいに衰退しますが、それらが残した芸術表現としての版画の地位向上は、日本の戦後版画の発展の基盤を形成したといえるでしょう。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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