出展テーマ詳細情報
「2.エドワード朝絵画」の詳細情報
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テーマ名称 2.エドワード朝絵画
展覧会名称 イギリス絵画と印象派
説明 この頃(1900-1910年)描かれた絵画の多くには、当時大きく変化しつつあったイギリスの美術、風俗、世相の一端が伺える。夏を謳歌し、海辺の休日を楽しむといったエドワード朝の新しい風潮は、中産階級の間に広く浸透し、レーヴァリー、ガスリー、ハロイドとローラのナイト夫婦らは、大型のキャンヴァスに明るい外光と生き生きとした雰囲気を取り入れながら、これらの題材を好んで描いた。一方、田園や農村の生活を題材としたジョージ・クローセン、ヘンリー・ラ・サング、エドワードストットといった画家たちは、色彩や雰囲気を探究しながら、人物と背景の空間表現に一層の厚味を加えていった。ロイヤル・アカデミーのような国家の芸術機関で学び、その改革に力を注いだ画家たちによるこれらの作品は、イギリスにおける印象主義にさらに明るい光を投じた。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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