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「画家のアルバム」の詳細情報
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テーマ名称 画家のアルバム
展覧会名称 所蔵作品展95-II 書物のような美術
説明 ・画家のアルバム  今日の版画集は画家の自由な興味に従って、実に様々な作例を生んでいます。浜田知明の〈わたくしのヨーロッパ印象記〉、フォロンの〈…からの便り〉は旅行紀仕立ての画集。作家の懐かしい時間が蘇り、私たちの目の前で再び流れ出すような楽しいアルバムです。ムーアの〈彫刻のためのアイデア〉は、作家のスケッチブックを垣間みせるような魅力を持っており、またクリストの〈実現していないプロジェクト〉はまるでイベント会社の事業計画書のように、彼の大規模なアイデアの魅力を宣伝する説得力があります。この2集はいわば画家のノートであり、ページからページへの流れを読み解く面白さを提供してくれます。菅井汲の〈星座〉、高橋秀の〈日本神話〉、李禹煥(リ・ウーファン)の〈点より 線より〉は、作家の造形上の課題が自分に見合ったテーマの中で探究された連作集と呼び得るものです。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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