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| 「徳島ゆかりの美術」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 徳島ゆかりの美術 |
| 展覧会名称 |
所蔵作品展 徳島のコレクション99-IV 特集展示:デモクラートの作家たち |
| 説明 | 今回は、春の風景を中心にご紹介します。 まだ雪は残っていても、春はそこまで来ています。<残雪>を描いた三宅克己は、日本の水彩画家の先駆けの一人です。<箱根湯元付近の桜>では、明るい山道に咲く桜の花が印象的です。東京芸術大学の教授を務め、装飾古墳壁画の模写や復元にも尽力した日下八光の<高原の春>は、白樺の林にようやく訪れた早春のすがすがしい情景を描いています。大正時代に日本画や創作版画の世界で活躍した廣島晃甫の<夕暮の春>は、暮れなずむ春の夕べに授乳する母と子の姿を描いた秀作です。石川真五郎は、うららかな春の日差しを浴びる徳島公園や、春まだ浅い吉野川河畔の風景を穏やかに描いています。島あふひの<春庭>では、こんもりと茂る椎の林や、咲き乱れるつつじの花のある庭の情景を、独特の絵肌をもつ重厚な画面に仕上げています。徳島ゆかりの画家たちによって描かれた春の風景を存分にお楽しみ下さい。 |