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| 「銅版画の世界」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 銅版画の世界 |
| 期間 | 1995年10月28日(土)~1996年1月28日(日) |
| 展覧会名称 |
所蔵作品展95-III 日本画との対話 |
| 説明 | 銅版画の代表的な作家としてよく知られている長谷川潔(1891-1980)、斉藤カオル(1931-)、池田満寿夫(1934-)の3人の銅版画を紹介します。 長谷川潔は、1913年の頃から銅版画を始め、永瀬義郎、広島新太郎(晃甫)などと日本版画倶楽部を結成するなど早い頃から版画を始めています。1918年にフランスに渡り、メゾチントの技法を研究し近代的な版画として復活させるなど、銅版画の世界的な巨匠として高い評価を受けています。 斉藤カオルもはじめは油彩画を描きますが、1960年頃から腐食銅版画を始め、1968年からメゾチントの版画家として活躍しています。当初は黒を基調とした幻想的な作品をよく制作していましたが、近年はカラーメゾチントにも取り組んでいます。 池田満寿夫は、1955年靉嘔などとグループ〈実在者〉を結成しますが、翌年頃から瑛九のすすめで銅版画を始めます。ベネチア・ビエンナーレ版画部門大賞をはじめ、国内外で数々の賞を受賞するなど国際的に活躍しています。 |