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| 「小コーナー:人体のパーツ」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 小コーナー:人体のパーツ |
| 展覧会名称 | |
| 説明 | 美術の世界では、古くから身体の一部分を取り上げた人間像がつくられてきました。たとえば胸から上だけを描いた肖像画や、頭や手足を省略した胴体だけの彫刻などです。上半身や胴体だけですが、全身の動きやモデルとなった人の人柄なども、生き生きと思い浮かべることができます。 しかし現代美術の世界では、同じ身体の一部分を取り上げた作品であっても、少し趣が違っています。三木富雄の耳や篠田守男の乳房、へそなどのように、これまでの美術が取り上げなかったような部分を取り上げることがあります。そしてその部分が、全身の動きや、モデルの人柄などを暗示しているわけでもありません。人体を突き放して、単なる物質として扱った人間像だといえそうです。 |