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「キュビスムってなに?」の詳細情報 | |
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テーマ名称 | キュビスムってなに? |
期間 | 2008年9月13日(土)~2008年10月13日(月) |
展覧会名称 |
未来に伝えたい−学芸員おすすめアート |
説明 | キュビスム?「ときどき聞くけれどよくわからない」という方も多いのでは、と思います。 ヨーロッパではルネサンス以降、ものの立体感や奥行きを表すために、遠近法や明暗法が用いられてきました。しかし20世紀に入り、ピカソたちは、この伝統的な手法も、結局は立体的に見せかけているだけじゃないか、と考えます。そこで、いろんな角度から見た姿を、例えば立方体(キューブ)などの幾何学的で単純な形に置き換え、もう一度「かたち」というものを、一から組立ててみようとするのです。これがキュビスム(フランス語)です。 ここでは、20世紀美術の出発点の一つ「キュビスム」を、ピカソの版画、国内で見る機会の少ないグレーズやメッツァンジェの絵画、そしてキュビスムによる彫刻等で紹介します。ほとんどは「人間」がモチーフです。一見難解なキュビスムを身近に感じる機会となれば、と願っています。(担当:友井伸一) |
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