出展テーマ詳細情報
「棟方志功、ベン・シャーンの版画集」の詳細情報
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テーマ名称 棟方志功、ベン・シャーンの版画集
期間 2009年1月24日(土)~2009年3月1日(日)
展覧会名称 徳島のコレクション2009-I
説明 棟方志功の版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉と、ベン・シャーンの版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには・・・〉をご紹介します。 棟方の板画は、キリスト教の12使徒をテーマに、12点組の木版画集として制作されたもので、単純化された簡潔な線で、素朴で大胆な作風の棟方らしさがよく表れた作品です。板本意に板の木魂を生かして自己の版画を板画と呼んだ棟方の気骨が感じられることでしょう。 他方、ベン・シャーンの版画集は、ライナー・マリア・リルケ(1875-1926)が、1910年に発表した自伝的な小説『マルテの手記』に寄せて制作された24点組の石版画集で、1968年に刊行されています。リルケの生き様に共感して、死の前年に自己の人生を振り返る作品集として制作したものとみられています。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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