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| 「イギリス、スペイン絵画の巨匠たち」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | イギリス、スペイン絵画の巨匠たち |
| 展覧会名称 |
奇跡のコレクション サンパウロ美術館名品展 |
| 説明 | 17世紀のスペインはベラスケスに代表される黄金時代を築きます。その先駆けとなった一人が、ティントレットの影響を受け、スペインに渡った、ギリシャ生まれのエル・グレコです。彼独特の神秘的で宗教的な霊気を感じさせる作品は、ルネサンスから出発し、バロック的なドラマ性を兼ね備えています。 18世紀スペインを代表するのがゴヤです。努力の末、宮廷画家として出発しましたが、主観的な側面や人生の課題を絵画に込めて情熱的に描き、19世紀の近代絵画の扉を開いた一人といわれています。 イギリスでは18世紀後半に王立アカデミーが設立され、古代ギリシア・ローマを範にした古典的な美術教育が熱心に行われました。そこでは絵画にランクづけを行い、歴史画や肖像画は第1級のものとされます。その中心的な画家ケインズバラは肖像画を中心に人気を博しました。 しかし、19世紀にはいると肖像画の一方でコンスタブルは、自然をよく観察して描くことで、風景画の系譜の一つを生みだし、それは後の印象派にも影響を与えました。 |