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「特集展示 デモクラートの作家たち」の詳細情報
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テーマ名称 特集展示 デモクラートの作家たち
展覧会名称 所蔵作品展 徳島のコレクション99-IV 特集展示:デモクラートの作家たち
説明 デモクラート美術家協会が結成されたのは、戦争の余韻まだ醒めやらぬ1951年(昭和26年)、大阪でのことです。デモクラートとはエスペラント語で民主主義者の意味。自由な作品発表のための組織を目指し、公募展への出品を拒否していました。  リーダーは戦前から自由美術家協会で活躍していた瑛九(本名 杉田秀夫)。まもなく、彼の埼玉県浦和への転居にともない、グループは大阪に加え、東京にも拠点を設けます。1958年(昭和33年)の解散までの8年間で参加した会員は、のべ50人以上にのぼり、その中には、後に活躍する池田満寿夫、靉嘔(本名 飯島孝雄)、利根山光人、磯部行久、泉茂、吉原英雄など多くの作家たちが名前を連ねています。また、それ以外にも写真家、デザイナー、バレリーナなど様々なジャンルの人々が参加していたことも、このグループの特徴です。  今回は、瑛九をはじめ、靉嘔、吉原、泉らの当時の作品を紹介することによって、彼らの活動の一端に触れていただきたい思います。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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