出展テーマ詳細情報
「新所蔵の版画を中心に」の詳細情報
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テーマ名称 新所蔵の版画を中心に
期間 2000年4月29日(土)~2000年5月28日(日)
展覧会名称 所蔵作品展 徳島のコレクション2000-I 新収蔵作品を中心に
説明 今回は1999年度に新しく収蔵した版画を中心にご紹介します。  ピカソの版画<三人の女I,II,III>に描かれた気品あふれる三人の女性は、優雅さや美しさを象徴するヨーロッパの伝統的な画題「三美神」を表しています。これら3点は、ピカソが一つの版に少しずつ修正を加えながら段階的に制作していくという過程で、それぞれ生み出されました。ここにはピカソの制作の秘密が隠されているのです。  フォートリエは、戦後ヨーロッパ美術の源流となった「アンフォルメル」(非定形)の先駆者として高く評価されているフランスの画家です。形の定まらない不思議な形態やにじんだ色合いは、想像力を刺激し、豊かなイメージをよび起こします。  黒柳正孝と内田智也は、いずれも銅版画の可能性を追求している作家です。内田智也の<Nest#9902>は、反復される幻想的なイメージが我々を迷宮の世界へと誘い込むかのようです。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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