出展テーマ詳細情報
「3 社交・観劇」の詳細情報
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テーマ名称 3 社交・観劇
期間 2009年4月25日(土)~2009年6月21日(日)
展覧会名称 宮城県美術館・三浦コレクションによる ヨーロッパ・ポスター芸術の開花 アール・ヌーヴォーから20世紀初頭まで
説明 19世紀、パリは凱旋門を中心に放射状にのびる都市として整備されていった。そして、世紀末から20世紀をまたぐ時期になると、産業の発展や大衆消費の増大といった社会状況を背景に、舞台をそなえたカフェやキャバレー、サーカス小屋などが多く誕生し、娯楽や社交文化が盛えるようになる。この活気にあふれ、楽しく享楽的だった時代は、「ベル・エポック(美しき時代)」と呼ばれ、それはパリにとどまらず、広くヨーロッパに広がっていった。 盛り場では日夜、多くの出し物が繰り広げられ、そのためのポスターの需要も高まって、数多くのポスター作家を輩出していく。パリのモンマルトル界隈を拠点として、機知とユーモアに富んだ都会的なセンスで人気を博したトゥールーズ=ロートレックは、このベル・エポックを体現した代表的な作家の一人である。 ポスターの魅力は、それぞれの町の魅力ともなり、この時代のヨーロッパのイメージも形作っていった。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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